営業スタイル

最近、電話の数がすごい。

こちらがかけているのではなくかかってきます。

一日に何十件も。。。

電話がかかってきた際、相手の営業の方がどんなしゃべりを

しているのかをいつも聞いて、参考にしていましたが

最近は多すぎるので必要でないと思ったらすぐにお断りを

しています。

電話をかけてきた営業の方にどうしてうちの会社を知ったのですか?

と聞くと、ほとんどがうちで運営している『家具ステーション 』の

プレスリリース。

ネット上で無料でプレスリリースが出せるツールがあるため

どんどん配信。

当然、多くの報道関係者の方に知っていただきたいというのが

理由ですがWEBでマーケティングする上では重要なことでも

あります。

WEB上でのプレスリリースは、掲載されたサイトとリンクされるため

SEO効果があります。また、ユーザーに見てもらう機会が増え

サイトに流入する入口が増えるし良こと尽くしです。

が、多くの営業会社さんの狙いどころとなってはいますが。。

そんな中、昨日、今日と2社お会いさせていただきましたが

非常に印象もよく話が弾みました。

2社とも新人の営業の方が上司と先輩と同行で来られました。

初々しさがありましたが一生懸命さが伝わってきて4月なんだなと

実感しました。

4月は新入社員の方が一斉にテレアポをする時期です。

当然、僕も前職の時は4月は、ライバルが多いからと言われながら

ガンガンテレアポをやっていました。

今日来社された会社の方は、フリーペーパーやWEBで媒体を

運営されていて、そうだったのか。。と思う驚きがあったりと

とてもいい情報をいただきました。

1人は入社したばかりの新人の営業さん、もう一人は

僕と同じ年の営業の方。

冒頭から、雑談から入り、僕のブログの話、ヒアリング、

自社の説明、そして沈黙とまさに営業の王道スタイル。

営業で沈黙はすごく大事で、主導権をどちらが握るかの

駆け引きであるとも思っています。

その営業の方は、金額のところは言わず、内容を説明。

そして沈黙。

こちらが「この媒体はおいくらですか?」と聞いてくるのを

待っている沈黙。

僕も営業なので当然わかっているのでそこは駆け引きを

して沈黙。

20秒ぐらい長ーい沈黙が続きました。

帰り際に、その方に沈黙も営業手法ですよねという話を

して、笑いながら他の雑談もして帰られましたが

色々と再認識することがありとても有意義な時間でした。

王道スタイルといってもなかなかできるものではありません。

最近来た営業の方の中でも高いスキルの持ち主でした。

どういった営業スタイルが相手に受け入れられるのかはその人の

個性や雰囲気、キャラクターによって違いますが自分の

スタイルを持つことは非常に重要だと思います。

前職で、尊敬する直属の上司とは別の上司で人間性、

営業力、キャラクターとカリスマ的な方がいました。

その方を見た時、マネできることはマネしようと思いましたが

「この人にはなれないな」 「持っているものが違いすぎる」

と思うことがありました。

(この方に面接で出会ったおかげで他の会社で内定をもらい

決めていたのを断って入社しました)

その人のマネだけでは近づくことはできても追いつくことは

できません。

しかし、自分なりのスタイルを持ち、個を確立しクライアント様から

信頼をいただくことは可能です。

僕は、『環境が人を作る』 と思っています。

今まで生まれ育った環境や出会った人に影響を受け感化され

自分の個性が生まれます。

自分にはないものを多くの人から学び吸収し

伸ばしていくことが大事だと思います。

今日はマネージメントだけにあぐらをかかず現場にどんどん

出てさらに自分を磨かなければと思った1日でした。

Meta Data

Title: 営業スタイル
Date Posted: 2009年4月15日
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Category: 未分類