【環境が人を創る】


最近よく提案書を作ります。

パワーポイント、エクセル、ワード。

前職の広告代理店に入社した時は
パワーポイントでの資料なんて全く作れませんでしたが
今では頭にイメージしたものは作れるように
なりました。

毎回、エクセルで提案書を作ってクライアントのところに
持っていっていたりパワーポイントでの資料づくりがうまい人が
先輩にいたので自然と身についたのかもしれません。

平日はまったく余裕はなかったのでできませんでしたが
土日に会社に行っては、先輩が作ったパワーポイントの資料を
どんな作り方をしているのかよく研究していました。

資料づくりのうまい人は僕より年下でしたが先輩社員のため
聞いたり資料をもらったりしていたのが今になってよかったと
思います。

以前から思っていましたがやはり

【環境が人を創る】

と思います。

おそらく前職の会社に入社していなければ現在の資料作成の
力はついていなかったと思います。

周囲にそういった人がいてそれが当り前の環境だったことが
身に付いた最大の要因です。

そのため自分が経営者として今後、どうやってその環境を作って
いくかが重要だと最近よく思います。

レベルが高い人たちの中にいればその人たちの真似をしたり
自分の足りない部分に気づく。

人は、ぬるい環境にいるとそれが常態化しそれ以上の
進化を遂げようとすることを止めてしまいます。

それが悪いのではなく、一部の向上心の高い人を除いて
そういうものだと思います。

企業でいうとトップである経営者が方向性を示し
働きやすい環境で周囲と切磋琢磨できるようにし
自発的に成長を促すような場を作ることが継続的な
成長をもたらす最大の要因だと思います。

おそらくですがサイバーエージェントは上記が
できているため成長しているのだと感じます。

またやはりルールと、ある程度の強制力は必要です。

全員が仕事を作りだし自発的に行動できるかというと
そうとは限りません。

人にはそれぞれの個性があって、与えられたことを
きっちりこなす人、与えられたことに+して考える人、
行動力のある人、分析力がある人、企画を立てることが
上手い人など、それぞれで役割を分ける必要があると
思います。

そういった人たちをマネジメントすることが経営者の
仕事だと思います。

現在の弊社の社員は自ら仕事を作りだし自発的に動いて
くれているので何も問題はありませんが今後、社員を増やして
いく場合は考えておかなければいけないと思います。

ちなみによく資料はA4 : 1枚で作成しろと言いますが
僕は資料を作成せずに受注できるのがベストだと
思っています。

資料を作成するにはかなりの時間ト労力を要するので口頭で
わかりやすくクライアントに説明し納得してもらえば
何も必要はありません。

僕の前職の上司はパワーポイントなんかで資料を
作っているところは見たことがありませんが
月間の売上3,000万とかでした。

今思うと、作らなかったのではなく作る必要が
なかったのだと思います。

クライアントに「あの人が言うことなら大丈夫」と
思ってもらえれば新たな提案をする際にわざわざ
提案書を作る必要はありません。

前職で入社したばかりの時に上司に同行してもらった際、
上司が口頭でタイアップを提案したら即受注ということが
ありました。

新規のクライアントの場合は、信頼してもらう
ためにしっかり作ってアプローチしなければ
いけませんが、早く良い関係を築くことが
自らの時間を作りだし売上を上げる方法だと
思います。

資料を作ることはあくまでも手段であって
目的ではありません。

また、今の広告やマーケティングトいう仕事は
クライアントから受注することが目的ではなく
クライアントの成果を上げることが
目的だということは言うまでもありません。

今は、資料作成が必要な時期ですが早く
成果を出し信頼してもらえるように
ならなければいけません。

 

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Title: 【環境が人を創る】
Date Posted: 2009年11月7日
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