南アフリカの父へ
今日の日経新聞の14面。
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アフリカの父へ
お父さん、元気ですか?
ごはん、ちゃんと食べていますか?ちゃんと眠れていますか?
お父さんが岡田監督として難しい顔している姿、毎日テレビで
見ています。
たいへんな時が続きますね。
日本中のひとの夢や期待を背負ったチームの監督として
ピッチに立っているお父さん。
私には想像もつかないようなプレッシャーと闘っているお父さん。
この間の試合の後、ますます厳しい顔をしているのを見て、
お父さんらしいと思いました。
お父さんが誰よりも真剣に、サッカーを考えていること。
サッカーを愛していること。
そして覚悟を持って仕事をしていること。
私は知っています。だから、信じています。
今日はいよいよオランダ戦ですね。
南アフリカのお父さんに、私たち家族ができることは少ないけれど
精一杯、応援しています。
いつもありがとう。
お父さんは私の誇りです。
娘より
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明日は父の日。
岡田監督の娘さんのメッセージが日経の一面に
掲載された。
広告ではなくメッセージにして
日本対オランダ戦、父の日、岡田監督の娘さんの
想いを全て込めている。
今もっとも注目されている日本対オランダ戦で国民を盛り上げ
父の日で家族への感謝の気持ちを表現し、国を背負って戦う監督の
人間的な背景も映しだしている。
通常の一面広告はほとんど見ないがこの紙面には
すぐに目にとまった。
これこそ人の感情を揺さぶる広告。
その時の旬な話題、世の中で認知されている行事、
人の感情が詰まったこの広告を考えたプランナーに脱帽。
この広告こそ自分が理想とするものだと思った。
(ちょっと泣きそうになった)
メッセージが南アフリカに届くことを期待し、日本代表の
活躍を望む。
世界を驚かす最高の舞台。
国の威信と誇りを背負って闘う23人と監督、スタッフへ
日本で応援する一人一人の想いが届くことを願う。