Month: 9月 2012

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最終目標数値から逆算して各プロセスの目標数値を決める

うちの会社は、基本的にはWebマーケティングを

駆使して、クライアント様からお問い合わせを

いただくスタンス。


なぜなら、マンガ×Webマーケを提供している会社だから。

電話営業だけだと説得力がないと思ってる。



でも、入社間もない新人は、「機会を自ら作り出す」という

ことで電話営業をやっている。


電話営業は、まずしっかり自社のサービスを理解して

ターゲットを設定し、どのような話をすれば、どういう話し方をすれば

電話先の企業様からアポイントをとれるか?ということ考えなければ

いけないので新人教育には重要だと思っている。



そんな電話営業については、自分も前職でかなりやってたので

思うところは色々あるが、キーワードは、「数」と「タイミング」。



これさえ理解しておけば、あとは「やるかやらないかだけ」


営業は、売り上げ目標を持っているのでそれをどのように

達成するかをしっかりイメージしないといけない。



そのイメージは当然、漠然としたものとしてではなく

数字に落とし込み、最終目標数字から第一目標、第二目標を

設定して一つずつクリアしていくことが近道。



そういう目標設定をしてほしくて社員に下記のような問題を

作った。




【問題】(ブログ用に少し改変)



通常、Webや電話からの問い合わせからの受注率は

20%と言われている。


Webや電話からの問いあわせは、うちの場合すでに

マンガを制作したい、シンフィールドに興味が

あるというモチベーションが高いユーザー。


でも新規の電話営業によるアポイントはどうか?

モチベーションは高いわけではない。

とりあえず話聞きますよ。というスタンス。

こちらから「提案させてください」とお願いしているので

当然そうなる。



新規テレアポからの受注率は問い合わせよりもっと低い。

まぁわかりやすく10%としよう。

(10%もないと思うけど。。。)


これを前提に考えると、


A(うちの社員)の9月の新規獲得アポイントは、4件。

4件(アポ)÷10%(受注率)=0.4件(受注件数)


4件だともちろん1件も受注できない。





さらに掘り下げると仮に、Aの目標単月粗利益が100万円とする。




またマンガLPだけを売ると仮定すると

マンガLPの一件あたりの利益は●万円。


ということは目標100万円÷利益●万円=●件

となる。

単純に100万円の粗利益を上げる目標の場合、

月●件受注しないといけない。


では、受注率10%で目標粗利益100万円を

達成するなら、アポイントは月何件とらないと

いけないと思う?



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当然、正解件数のアポイントをとるだけでは

目標数字の達成は難しいので下記も考えなければ

いけない。



●受注単価を上げる

●受注率を上げる



ただ、目標を達成するためには、


「最終目標数値から逆算して各プロセスの目標数値を決める」


という作業をすることでより目の前のやるべきことが明確に

なるのでこういった視点をもってもらいたいと思っている。



さて、うちの新人さんはわかるかな?





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9 / 22

「ブラックジャックによろしく」原画展

久々にブログ更新。

さぼってました。。。

9月20日から行われている

「ブラックジャックによろしく」の原画展に

行ってきた。

このマンガは累計で1,400万部も売れている

大ヒット作でドラマ化もされている。

詳しくはこちら

その原画展が行われているのは

「中野ブロードウェイ」

うちの会社から徒歩3分ぐらいのとかなり近い。

このマンガは、もちろん全て読んでいるが

画のクオリティ、シナリオと本当に心を揺さぶられる。

見るたびに表現力に驚くしストーリーも引き込まれる内容。

また、医療の現場での「生と死」の問題をマンガ化

しているので考えさせられることが多い。

読んでいて何回も泣いた。

(しかもマンガ喫茶で。。。)

ダウン症の問題やガンの話など

これから十分に自分にも該当する問題だと思う。

また自分が20歳の時に父親がガンになって

生きるか死ぬかに直面した時、告知された本人は

相当な想いをしたんだなと改めて思った。

実家を離れていた僕と兄には、心配かけまいと手術が

成功してからガンだったということを知らされた。

あの時、もし最悪のケースになっていたら自分の人生は

間違いなく変わっていたと思う。

やはり日々、家族が健康で自分が元気でいられることを

感謝しなければいけないし、今の自分は幸せだとつくづく思う。

この「ブラックジャックによろしく」というマンガは

前代未聞の二次利用フリーということでかなり

話題になっている作品。

これまでは出版社や作家さんが著作権をしっかり

管理されていて無断で商用使用することは絶対に

できなかった。

でも、この作品はどんな使用をしても問題ないとのこと。

(クレジット表記などは必要)

作家の佐藤秀峰さんが書かれた「漫画貧乏」という

本も読んだが、業界の既成概念を取っ払い新しい可能性を

模索している姿にはとても共感できる。

おそらく既得権益に守られている人からは色々な非難や

妨害に合うこともあるだろうけどそれに立ち向かって行く

姿は単純にかっこいい。

うちの会社はマンガで集客という「マンガマーケテイング」を

行っているので1ファンとして佐藤秀峰さんにお会いするのではなく、

広告・マーケティング分野でのマンガ実績を積み重ね

1企業の代表として、お会いし何かメリットの

ある提案を今後できればと思う。

会社としては海外展開もイメージできて、提携をお願いする企業も

見つかった。

「人生、やるかやらないか」だけの話なので、あとは挑戦あるのみ。

<あとがき>

でもこのマンガを見て信用できるお医者さんを見つけて

普段から親交を深めておく必要があると思った。。。

まぁ、弁護士さんとかもそうだけど人脈は大事だなぁ~。