マンガは面白い。
主人公になって物語を疑似体験できる。
娯楽としてたくさんの人に読まれている。

そんなマンガをビジネスに活用することはアリか？
BtoB(企業間取引)の場合、マンガを使うとマイナスイメージにならないか？

	鶴野部長はどう思いますか？

	マンガを使って、訪問先で説明したら「ふざけてるの？」 って思われることもあるのかな… 社長にマンガで企画書出したら怒られそうだし。 ビジネスの場ではマンガはあまり向かないのかね。

	僕は全く問題ありませんけどね～。

	BtoBとなると話は違うんじゃないかね…

2009年よりマンガマーケティング事業を行っているシンフィールド。
サービス開始当初はどうだったのでしょうか？

対企業向けの商品やサービスを取り扱っている企業にマンガを提案した際
「うちのイメージに合わないよ」
「マンガって娯楽でしょ？」
「うちはBtoB向けのサービスやってるからダメだよ」
という声が多かったようです。

	ほらね。

	なぜマンガはBtoBに合わないのでしょうか？

漫画＝娯楽
ビジネス≠娯楽
という連想から漫画を活用することはNGという考えがあったのかもしれません。

逆にBtoC向けの商品やサービスを取り扱っている場合
「漫画は面白いかも」
と比較的好反応が多かったようです。

	やっぱり私の言った通りだね。 BtoCは良いけど、BtoBはマンガはやめた方が良さそうだね。

	BtoCのCって何ですか～？

	カスタマーのC。個人のお客様ということ。

	企業はダメで、なんで個人は良いのでしょうか？鶴野部長～

	まあ、その…あれだね。イメージだよ。企業イメージ。 娯楽のイメージは良くないでしょ。

	実際マンガマーケティングのシンフィールドでは、 BtoB向けの漫画は制作していないのでしょうか？

いえ、全くもってそんなことはありません。

シンフィールドでは

• ・メール配信システム
• ・会計・経理システム
• ・ソフトウェア販売
• ・サーバー管理システム
• ・勤怠管理システム
• ・通信関連サービス
• ・セキュリティシステム
• ・オフィス機器販売
• ・物流システム
• ・生産管理システム

などなど、BtoBのマンガ制作実績はたくさんあります。

	ちょっ！話が違うよ！どういうこと？

	ほら～BtoBでもマンガは使えるんですよ～。

	昔と今ではマンガに対するイメージが 変わってきたということでしょうか？

BtoBでもBtoCでも関係なかった！なぜなら…

対企業でも、商品やサービスを実際に購入するのはBtoCと同じ「人」だからです。
マンガを読むのも企業ではなく「人」です。

	BtoBでも実際にマンガを読んでいるのは 「人」だからBtoCと変わらないということか。

	企業のイメージはどうなっちゃうのよ。

	もちろん、中には企業ブランドのイメージを崩さないため マンガを使わない会社もあると思います。しかし、 受け取り手のことを考えるとマンガを使った方が 有効という何かしらのメリットがあるのではないでしょうか？

ビジネスでのマンガのメリット

• ・興味を引き付けやすい
• ・ユーザーが読むハードルが下がる
• ・疑似体験してもらうことができる
• ・難しいことを分かりやすく説明できる
• ・内容が伝わりやすくなる

など、ビジネスでも役立つメリットがあります。

	確かに…。

基本的に対企業向けのページでは商品やサービスを説明する上で
文章量や専門用語が多く、難しいイメージがあります。

HPやLP、小冊子やパンフレットで文字がギッシリと書かれていて、
見た瞬間に閉じたくなってしまったこともあるかもしれません。

	あるある～！文字ばかりだと読みたくないですもん。

対企業向けの説明でも、それを読むのは人です。

• ・文章だけで伝わりづらい
• ・マンガで伝わりやすい

どちらの方が企業の目的達成につながりやすいでしょうか？

このようにビジネスでは、マンガを伝える手段として活用することで、
BtoB、BtoC関係なくユーザーに内容を伝えやすくすることができます。

	うちの新商品も分かりやすくマンガで説明しましょう～。

	新しい商品やサービスをリリースした際に、 マンガでメリットを伝えるとどんな商品か瞬時に 伝えることができそう。

	いや～私もマンガを活用した… マンガマーケティングはちょっと前から 良いと思っていたんだよ。

	・・・。

	・・・。

	ほんとだよ！これが証拠！ マンガマーケティングとは