でっかくなるビジネスモデル!
先日のブログにも書いたが今、「孫正義、起業の若き獅子」という本を読んでいる。
この本を読んで思うのはビジネスモデルを何にするかによって大きく会社規模も売上も
変わってくるということ。
孫正義はソフト流通や、インターネットのインフラ事業など最初に仕組みを作れば後は時間がお金を産む
ビジネスをやっている。やはり重要なのはどういった仕組みをつくるか。
そこに至るまでのアイディアや考え方は常に日頃からアンテナをはっていないといけないが
マーケティングデータにもとづいた裏付けをもって事業展開をしているソフトバンクはすごいと思う。
この本の中でもあるが孫正義がコンピューター事業に事業ドメインを決めるまでに1年半もの時間を
費やしている。
今の自分は新たな事業モデルを探しながらWEBマーケティングをやっているが何かインフラ的な事業を
構築しなければ飛躍的な発展は難しい。
前職の広告代理事業を辞めた理由は事業モデルがきっかけでもある。クライアントのところに提案書を
毎回作ってもっていく、そこで受注できるかはその時のプレゼンしだい。これだと社員一人一人の
能力によって会社の成長が決まってしまう。ノウハウを共有し、全ての社員が高いスキルで同レベルの提案ができるならいいが人的要因が強い。
これだと人に依存する会社となり優秀な社員が辞めてしまうと会社の売上にかかわってくる。
経営者としては優秀な社員がやりがいをもって働ける体制を整える必要があるが、様々な理由により
それだけでは流出を防げないときがある。(独立するとか、家庭の事情とか)
そうなると独自性をもった事業の柱も必要である。利益率の高いストックビジネスをやっていれば
リスク分散はできる。しかし前職の会社はそういったことはやっていなかった。幸いモバイルという
今急成長している分野のため会社は成長していたが現在の世界の金融不安を見ると広告費が一番に
削られるためおそらく厳しいものになっていると思う。
新たなビジネスモデルはそういった点をしっかり考慮した上で設備投資しやっていかなければならない。
それが何なのか、どうやるのかは常に考え、時が来たときにスピードを持ってやろうと思う。