最終目標数値から逆算して各プロセスの目標数値を決める

うちの会社は、基本的にはWebマーケティングを

駆使して、クライアント様からお問い合わせを

いただくスタンス。


なぜなら、マンガ×Webマーケを提供している会社だから。

電話営業だけだと説得力がないと思ってる。



でも、入社間もない新人は、「機会を自ら作り出す」という

ことで電話営業をやっている。


電話営業は、まずしっかり自社のサービスを理解して

ターゲットを設定し、どのような話をすれば、どういう話し方をすれば

電話先の企業様からアポイントをとれるか?ということ考えなければ

いけないので新人教育には重要だと思っている。



そんな電話営業については、自分も前職でかなりやってたので

思うところは色々あるが、キーワードは、「数」と「タイミング」。



これさえ理解しておけば、あとは「やるかやらないかだけ」


営業は、売り上げ目標を持っているのでそれをどのように

達成するかをしっかりイメージしないといけない。



そのイメージは当然、漠然としたものとしてではなく

数字に落とし込み、最終目標数字から第一目標、第二目標を

設定して一つずつクリアしていくことが近道。



そういう目標設定をしてほしくて社員に下記のような問題を

作った。




【問題】(ブログ用に少し改変)



通常、Webや電話からの問い合わせからの受注率は

20%と言われている。


Webや電話からの問いあわせは、うちの場合すでに

マンガを制作したい、シンフィールドに興味が

あるというモチベーションが高いユーザー。


でも新規の電話営業によるアポイントはどうか?

モチベーションは高いわけではない。

とりあえず話聞きますよ。というスタンス。

こちらから「提案させてください」とお願いしているので

当然そうなる。



新規テレアポからの受注率は問い合わせよりもっと低い。

まぁわかりやすく10%としよう。

(10%もないと思うけど。。。)


これを前提に考えると、


A(うちの社員)の9月の新規獲得アポイントは、4件。

4件(アポ)÷10%(受注率)=0.4件(受注件数)


4件だともちろん1件も受注できない。





さらに掘り下げると仮に、Aの目標単月粗利益が100万円とする。




またマンガLPだけを売ると仮定すると

マンガLPの一件あたりの利益は●万円。


ということは目標100万円÷利益●万円=●件

となる。

単純に100万円の粗利益を上げる目標の場合、

月●件受注しないといけない。


では、受注率10%で目標粗利益100万円を

達成するなら、アポイントは月何件とらないと

いけないと思う?



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当然、正解件数のアポイントをとるだけでは

目標数字の達成は難しいので下記も考えなければ

いけない。



●受注単価を上げる

●受注率を上げる



ただ、目標を達成するためには、


「最終目標数値から逆算して各プロセスの目標数値を決める」


という作業をすることでより目の前のやるべきことが明確に

なるのでこういった視点をもってもらいたいと思っている。



さて、うちの新人さんはわかるかな?





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Meta Data

Title: 最終目標数値から逆算して各プロセスの目標数値を決める
Date Posted: 2012年9月29日
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